時間とは、ただ前に歩み続けるのみで、決して後に戻ることはありません。
あなたが一歩進み、その後何かを思い返して一歩戻ったとしても、
次に前に進むための一歩は、戻る前の一歩とは違うものであるということです。
二度と戻らない時間を感じながら日々を大切に過ごしていきたいですね。
というわけで!
今回はBloggerでやっちゃう取り返しのつかない操作について紹介していきたいと思います!!
テーマを変更する
Bloggerにはデフォルトのテーマがいくつか用意されています。
「シンプル」,「動的ビュー」,「画像ウィンドウ」となどといったおなじみのテーマに加え、
2017年3月には新しく「Contempo」,「Soho」などの新テーマが追加され、2018年2月現在では、11個のカテゴリーの計50テーマからブログのデザインを選択することができます。
当記事では前者を『旧テーマ』
(シンプル、動的ビュー、画像ウィンドウ、Awesome Inc.、ウォーターマーク、エスィリアル、旅行)
後者を『新テーマ』として定義させていただきます。
(Contempo、Soho、Emporio、Notable)
Bloggerブログを始めるときに、このうちのどれかを選んで、ブログを始めると思います。
(当ブログは「シンプル」を用いています)
しかし、しばらくブログを運営していると、そのうちテーマを変更したくなることがあるかもしれません。
テーマの変更の方法は大きく分けて3通りありまして。
1つ目が
ブログ管理画面の「テーマ」を選択し、下側のテーマ一覧の中から選択して変更する方法。
2つ目は「テーマ」→「カスタマイズ」から、
Bloggerテーマデザイナーを用いて変更する方法。
3つ目は変わりダネですが
「テーマ」→「バックアップ/復元」から
「ファイルを選択」にて、
xmlファイルを適用することで、テーマ変更ができます。
(バックアップファイル、および外部テンプレートなどはこの方法で導入します)
これらの方法でいつでもテーマを変更できるのですが、テーマ変更の前に一つだけ注意しなければならないことがあります。
それは…
テーマを後から変更してしまうと、それまで施したカスタマイズがすべてリセットされてしまう場合があるということです。
設置したガジェットなどは保持される場合が多いのですが…
HTMLやCSSのカスタマイズなどはテーマ変更と同時に消えてしまう可能性が高いです…
なので、何も考えずにテーマ変更を行うと、また一からカスタマイズをし直すハメになってしまいます(>_<)
ちなみに。
「新テーマ」→「旧テーマ」
もしくは
「旧テーマ」→「新テーマ」
という方向でテーマ変更を行う場合、
テーマ変更の直前に何らかの警告メッセージが表示されるため、間違って変更してしまうことは考えにくいのですが、
(「テーマ変更するとカスタマイズがリセットされちゃうよ」的な内容)
「新テーマ」→「新テーマ」
あるいは
「旧テーマ」→「旧テーマ」
といった方向でテーマ変更を適用する場合、
特に何の警告も無く、テーマ変更が完了してしまいます。
もちろん警告が無いからといってカスタマイズが無事なんてことは無く。
お試し感覚でテーマ変更を行ってしまうと痛い思いをしてしまうかもしれません。
リスクを削減する方法として、
「テーマ」→「バックアップ/復元」→「テーマをダウンロード」
で、
事前にバックアップをとって、失敗したらすぐに戻せるようにしておくことと、
(テーマの種類によってはレイアウト構造が変化する可能性があります。その際は大体Bloggerテーマデザイナーを操作することで解決します)
CSSはコピー&ペーストによる復元が容易なため、
CSSの記述をどこかにメモしておくことで、CSSの記録を残しておくことができます!
(ただし、HTMLが変わるとCSSの働きも変わるので、テーマ変更先で同じコードが同じ働きをする保障はありません)
ブログを完全に削除する
ブログ管理画面から、
「設定」→「その他」→「ブログを削除」
にてブログを削除することができます。
増えすぎたブログなどを整理する際に便利ですね。
そうして削除されたブログは二度と戻らない…
と思いきや。
90日間の間であれば、そのブログを復元することができます。
削除されたブログはブログの一覧の中に「削除されたブログ」として残され、
選択するとこのような画面が表示されます。
このうち「削除を取り消す」を選択することで、削除されたブログを復元することができるのです。
一方、左側の「完全に削除」を選択するか、90日間放置すると、文字通り完全にブログが削除されてしまうので、そうなった場合は元に戻すことはもうできません。
これだけクッションが設けられていれば間違えることは少ないかと思われますが、決断は慎重に行いましょう。
アボセンスされる
これはBloggerの機能というよりは、Google Adsenseに関する内容なのですが、「Bloggerやってる人はAdsenseもやってるでしょ」という偏見に基づいて紹介していきたいと思います!
「アボセンス」とは、
削除されるといった意味合いを持つネットスラング「あぼーん」とアドセンスをくっつけた造語であり、
要するに、アドセンスの広告が配信停止にされたり、アカウントが剥奪されたりといった状態を示します。
アボセンスとは - IT用語辞典 Weblio辞書
Googleアドセンスは1クリックあたりの単価が高いことで人気のサービスですが、一方で規約が厳しく、ポリシーに反したと見なされたサイトには上記のペナルティが下される場合があります。
このうち広告配信停止は、文字通りアドセンス広告が自サイトに表示されなくなり、その間収益を得ることができなくなります。
が、
ポリシー違反の部分を改善し、Googleに申し立てをすることで、多少時間はかかりますが広告配信を再開させることができます。
より深刻なのがアカウントの剥奪(停止)です。
いわゆるアカBANとも言われますが、
もしもAdsenseアカウントの停止を受けた場合、原則的にはもう二度とGoogleアドセンスを利用することができなくなってしまいます。
これはGoogleアドセンスのアカウントが一個人につき1つまでという規則のためです。
アカウントの凍結を受けてから再度アドセンスを始めるには、個人情報を偽って再度アドセンスの審査を行うとか、法人を設立してアカウントを取得するとか(Adsenseアカウントは個人の他に法人でも取得可能なため)、
そういったリスクやコストを伴う方法を用いない限り、二度と再開することはできません。
(一応、Google側のミスでアカウントが凍結された場合には、再審査でアカウントが復活する場合もありますが、可能性は高くありません)
なので、Googleアドセンスのアカウント停止は絶対に避けたい状態であると言えるでしょう(>_<)
もちろん多くの場合、アカウント停止の前には警告が行われたり、広告配信停止という段階を踏んだりしますが、突然アカウント停止が行われることも少なくありません。
特にやってしまいがちな事例としては、「広告の自己クリック」です。
Googleアドセンスは広告をクリックするだけで報酬が発生するため、自分でクリックしたくなる気持ちわかりますが、
Google側としてはAdsenseのコンセプトそのものを揺るがす行為であるため、かなり厳しく取り締まっているようです。
→AdSense プログラム ポリシー
(「無効なクリックとインプレッション」の項参照 )
といっても、1~2回のミスクリックくらいでは問題になりませんが、不自然なくらいの大量クリックが同じようなアクセス元からなされた場合には、自己クリック、或いはクリックの依頼などを疑われることになります。
また、
サイト主の与り知らぬところで、第3者による大量クリックが行われることもあります。
このような行為は「アドセンス狩り」と呼ばれ(一概に悪意に基づく行為と断定できない面はありますが…)、こうした大量クリックの発生も、アカウント停止の理由になることがあります。
大変理不尽なことですが、
アドセンス狩りを防止するためには、不審な大量クリックが検出された段階で、無効なクリックの報告を行うしかありません。
アドセンスのアカウント停止はブロガー生活を大きく変えてしまうような出来事であり、こうしたことは避けていきたいところです(>_<)。
まとめ
いかがでしたか?
思いもよらない選択がその後の生活を変えてしまうことがあります。
日頃から注意していきたいですね(*´ω`)

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